野村證券株価現在800円前後のところにあります。今後の見通しを立てることは難しいのですが、日経平均株価に引きずられる形で、このまま順調に上昇していく見通しを立てている方もいることでしょう。リーマンショック直前の2007年2月には高値が2870円もありました。そのことを考えると、いかに野村證券株価現在が低い位置にあるかがわかります。日経平均株価はリーマンショック前を超え20000円に到達しています。それに比べて、野村證券株価現在はまだリーマンショック前の3分の1以下なのです。

リーマン・ブラザーズが破綻したとき、野村証券はある意味大博打を打ちました。それはリーマン・ブラザーズの欧州や中東、アジアにおける人材約8000人の移籍を引き受けたのです。これは当時大きな話題を呼びました。証券、金融業界において重要なのは人材で、野村証券はリスクがある資産は買わないで人材だけを引き受け、賢い買い物をしたと評されたのです。野村証券にしてみれば、これを足掛かりに世界への進出を夢みたのでしょう。
 
しかし、最初の1,2か月目を良かったのですが、その後はリーマンショックの波に押し流されるように野村証券の株価も急落していき、その後もいまだ回復していないのが現状です。この背景には、高給取りの人材が大量移籍したことで人件費が大幅に膨らんだこと、そして証券、金融市場の混乱が長期化するとの予想などもあって野村証券は信用が低下してしまったのです。ただ、それでもアベノミクスの恩恵を受けて、250円前後まで落ち込んだ株価は800円まで戻しています。今後、さらに上昇していくだろうとの見通しを立てている投資家も少なくありはありません。